第二の分岐点は2050年

BRICsにとってまず大きなターニングポイントとなるのが2039年と言われています。この年にG6の経済規模を上回ると予測されているからです。そして次のターニングポイントとなると言われているのが、2050年です。この年にBRICsの経済規模はG6の1.5倍に達すると言われているのです。もちろんあくまでも経済規模の話ではあるのですが。
しかしこれは、ある意味で当たり前のことであるともいえます。BRICsの各国はいずれも大国です。地球上でBRICsが占める国土面積は32パーセント、人口はなんと45パーセントにもなります。
つまり、現状が異常なのです。G6の国々の中で国土面積、人口共に大国と呼べるのはアメリカのみでしょう。他の国々は皆、小さな国土面積とそれに見合った人口です。日本だって人口密度こそ高いものの、東洋の小さな島国であることには変わりません。とても大国とは言えないでしょう。
BRICsの経済規模が拡大するということは、人類の大きな進歩なのかもしれませんね。

2039年がターニングポイント

BRICsの急速な経済発展には目を見張るものがあります。ゴールドマン・サックス経済調査部が2003年に発表したレポートによると、2039年にはBRICsが先進国を上回る経済規模になると推測されています。ここでいう先進国とは、G6のことです。つまり、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、そして日本という名だたる先進国の経済規模を、ロシア、中国、ブラジル、インドの4ヶ国が上回るということなのです。
すでに日本企業にとって、隣国である中国の巨大市場は決して無視できない存在ですよね。しかも今後も継続的に成長が見込める巨大市場です。すでに政府規制などの壁を乗り越え、参入を果たしている企業も数多く存在しています。
数年前までは大きな壁であった通信インフラの未熟さも最善されてきており、共産党に疑念を抱く若者も増えてきていますので、これから中国は真の先進国へと生まれ変わることでしょう。もちろん、これは私の個人的な推測、希望的観測ですが。
経済規模が拡大すれば、当然個人所得が上昇します。個人所得が上昇すれば、購買力が伸びますよね?BRICs各国は生活水準も所得も格差が激しいので、現在の先進国とは市場の拡大も少し異なる形になる可能性はあります。しかしBRICsの各国はもともと人口も多く国土も巨大な国々です。このまま先進国を上回る人口増加を続けた場合には、途方もない巨大市場が形成されることになるでしょう。